今日はcreema と、creema で出会ったお客様への気持ちをここに投稿したいと思います。今更ですが、今だからこそ少し語らせてください。
なるべく簡潔しますが自分語りっぽくなってしまうかもしれません…(;'')
ハンドメイドの活動が順調なときも、そうでないときもこの記事を書き続けてきました。
気持ちとしてはこの記事に完成はありませんが
一度区切りをつけてこちらに投稿することにします。
・はじめに、少し自己紹介をします^^
私はハンドメイドマーケット『クリーマ』で主にデコレーションのスマホケースを作る作家として活動しています。
Creemaの多くのクリエイター様がそうであるように、私も昔から創作が大好きな人間です。
将来どんな仕事につきたいかと考えると、「デザイナー」だったり「小説家」だったり。
しかし私には特に突出した才能はありません。
自分なんかが狭き門で活躍できるはずがない…華やかな世界で人間関係をやれる自信もない…
夢にむかって突っ走れない自分にもやもやしつつも、進路としては別の道に行きました。
それでも、私の趣味、好きなことといえば創作活動。
あくまでも趣味でしたので、自分で使ったり、友人や家族に使ってもらったりしていましたが、それはまだ日常の片隅の楽しみでした。
・インターネットで販売するということ
何か作ったものをインターネットで販売しようと思ったのは五年前です。
「作ったものを、売りたい」と思ったのは、
「自分の物づくりを認めてほしい」という気持ちからだったと思います。
私の作品(というほどの物でもなかったですが;)を本当に良いと思う人がいるのかどうか、友人でもなく家族でもなく、もっと違う客観的な誰かに見て欲しいと思いました。
そこでまず、大真面目にプログラミングの勉強から始めてしまいました;笑
まだスマホを手に入れていない頃でしたので、情報を検索することにも慣れておらず遠回りすることが多かったように思います。
プログラミングは当然、途方もなく難しいもので.. そして時間のかかる作業だと知りました。
当たり前のことですが、ネットにアップしても誰も見つけられないのでは意味がない。ただ作品を作ることができてもだめで、ネットショップ設立にはまた別の分野の知識がいるし、発信は大変だと思い知りました。
一人で全てやるとなると時間がいくらあっても足りません。
・Creema との出会い
数ヵ月後のある日検索でひょっこり出会ったのがcreema でした。
開いた瞬間の『シンプルで、素朴で、綺麗』なイメージ。
それが素晴らしくて、ちょうどこんなサイトが作りたかったというくらい。
こんな場所があったのか.. と驚きました。
慣れない写真撮影と商品説明で出品しましたが、これで売れるのか、そもそも誰か見てくれるのだろうか。
それでもその作品が売れました。
アップして一週間後のことです。
本当に本当に何にも変えられない感動で、
それが「今まで一番嬉しかったこと」になりました。
お客様の住所も名前も消えてしまいましたが、今からでも感謝状を送りたいくらい。
(きっとおぼつかない対応だったでしょう。梱包もちゃんと出来てたのか.. )
何が売れたかというと月のモチーフがついたピンキーリングです。
その頃から月の雑貨を作っておりました^^
誰かが見てくれている、そして必要としてくれる人がいた、何よりのモチベーションになりました。
それから少しずつ製作、販売を重ね、creema と、そこでご縁を頂いたたくさんのハンドメイド愛好家であるお客様に作家として育ててもらい、今があります。
・Creema からもらったもの
Creemaには感謝がつきません。
creemaと出会ってから、もの作りの楽しさが、誰かの役に立てる喜びと共に何百倍にもなりました。
creemaは私に「もの作りの豊かさ、楽しさ」「誰にでも活躍するチャンスがあること」
を教えてくれましたが、それだけではありません。
「感謝する心」や「誠実な心」をくれたように思います。
というのも、作品を送ったお客さんがレビューやメッセージでたく山のお言葉を下さるからです。
お客様には感謝しなさい、しっかり対応しなさいと言われても、少ないやり取りの中で心からそう思えるかどうかは難しいところだと思います。
恥ずかしながら、私は今までの職業経験の中で
お客さんにここまで感謝されるような経験がなかったのです(^^;)
所謂要領が悪いといいますか、仕事が出来るとはとても言えない人間です。
なので、そんな風に心から思えたのは初めてのことでした。
自然と感謝を思える環境を整えてくださったことに本当に感謝です。
トップの人気作家さんにはまだまだ追い付けませんが、私も技術の幅を広げ、色々な作品を生み出していくことで恩返しをしていきたいと思っています。
・なぜcreema を選んだのか
初めて出会ったからそのままcreema を選んでいるのではなく、私もいくつかのハンドメイドサイトを経験しました。
現在creemaに落ち着いている理由は色々ありますが
何より、設立時からの人の想いや情熱を知ったからだと思います。
Creema がいつ、どのような経緯で生まれたのかはインタビュー記事や社長のブログ記事を拝見して知ったのですが、「平等にチャンスのある社会」、「私でも夢をかなえられる社会」はここから始まったのか…
それを実感した今、一層染みるお話です。
ここまで私の勝手なcreema のイメージを語ってしまいました。偏見が起こらないように本家をのせておきます。
(読んだことあるわ、という方も多いとは思うのですが、
この記事は頑張ってる作家達に寄り添ってくれる励ましの歌なのではないでしょうか…)
他のハンドメイドのブロガーさん達の記事を見ていても、creema のお客様に対するのは、とにかく丁寧で温かいイメージです。
本当に、偏見なく実際そんなお客様が多いんですよね.. 不思議なことに。
私は世の中いろんな人がいるから、文章でのやり取りには気を付けないといけない、とすごく慎重になってしまう人間なのですが、それでも安心して接することができる方が多いように思います。
初対面でしかもお互いに会ったこともない中で、人と人とのやり取りができるって稀なことだと思います。
Creemaが発するそのような在り方が、素敵なお客様を呼んでいるのか、本当に素晴らしい方ばかりと出逢えるんですよね。
作品の感想を丁寧に下さるお客様や
何度も帰ってきて下さるお客様、
申し訳ない失敗、凡ミスにも、怒らずアドバイスさえ下さるお客様
今、製作のご注文を頂くことができ、もの作りができているのはそういったお客様とcreemaのおかげです。
お客様とのご縁を下さり、シビアなお金の管理、難しいプログラミング、素敵な企画を
作家の代わりに頑張ってくださり、
本当にいつもありがとう、ありがとうを越える感謝の言葉があるならそれを送りたいです!
最後に。
長くなりましたが、私はイベントにはあまり参加できないので、creemaへの感謝をここに書かせて頂きました。
Creema には本当に沢山の素敵な作品があって、素晴らしいものばかりなので、何か一つ購入するときには沢山悩むと思います。
その中でも、選んで選んで私の作品に決めた、一目惚れしてくださった、さまざまなお客様の作品への気持ちに見合う仕事がしたい。そういう思いを一つ一つの作品を作る度に考えていたい。
一つ一つのオーダーに向き合い、日々研究しています。
まだまだ未熟なところがありますが、安心して任せられる作家でいたいと思っています。
書きたいことが溢れてまとまりのない記事になってしまいましたが言いたいことはとにかく感謝の気持ちです。
これからもずっとcreema があり続けますように。
creema とあり続けられますように.. ✩︎⡱
tan!DRESS
優しさやぬくもりのある手仕事がしたい、そんな気持ちで名付けました。
この記事に使用している可愛らしいお写真について。
GIRLYDROPさん、pixaboyさんの画像をお借りしました。
ありがとうございました。